第736回 日曜発明学校(2020/10/11)

ご講演は、東研顧問弁理士の内田昌宏様でした。講演は今回が8回目です。「発明ノートと発明ノウハウ」として、個人発明家として、その根幹に持つべきものを教えていただきました。今回も、期待通りの「刺激的」な内容でした。
『私たちが取り組んでいる発明は、健康的であるため、堂々と精力的に行うと良い』。これを、整理された内容として、わかりやすく説明いただいたのです。東研での8回に渡る講演内容の変遷、ご自身の発明実践から導き出された統計的判断、参考となる書籍披露と内容紹介などを巧みに合わせた筋書きで、内田オリジナルの「発明ノートを基にした発明ノウハウ」をご披露いただきました。以下、記憶に残った項目です。
 
東研講演の変遷では、「一攫千金」から「発明で脳トレ」にテーマが変わってきていること、これを、ご自身の発明実践を入れて説明いただきました。先生は、一千件を超える発明アイデアをノートに記録され、その発明品質を分析されたそうです。その結論の一つに、「今の時代、一攫千金はありえない」が導き出されたということでした。では、何を目指して発明活動をすればよいのでしょうか。その答えは、脳トレです。「発明は健康に良い」、脳トレ、前頭葉のトレーニングには、発明が最も良い事を教えていただきました。発想して作ってみること、「着想」と「具現化」が発明行動には必要であり、それが前頭葉の老化を防ぐ。前頭葉が老化すると、他の脳部分の老化がなびく。前頭葉を老化させない「発明行動」は、老化防止効果が抜群であるとのことです。 ※会員の皆様、思いついたアイデアを、具体的なモノとして作ってみるまでが大切です。大いに試作品製作まで頑張りましょう、老化しません。
これらのお話しの中に、数多くの著名人紹介も含めてもらっています。一番にドクター中松氏。彼は、医者から死亡宣告を受けているにも関わらず、今でも元気で発明家作動をされています。私たちが思っている印象よりも、随分しっかりした方であること、多くの発明品の説明、特許件数ではエジソンに及んでいないこと、レオナルドダヴィンチの手稿は800枚だが、中松氏の発明手稿は10,000枚にもなること、書籍「発明ノート」は大変参考になるなど、『私たちが取り組んでいる発明は、健康的であるため、堂々と精力的に行うと良い』を裏付ける代表者であるとしてのご説明でした。
その他、外山滋比古(とやましげひこ)氏の「思考の整理学」、食いしん坊発明家の小泉武夫氏の書籍なども参考になるとのことです。いずれも読んでおきたい本です。
これらの情報をまとめられ、各自で発明活動を続けるには「発明ノート」を持つと良いという展開でした。
ノート・メモの事例として、藤井二冠の「将棋ノート」、俳都松山市の「俳句ノート」、NM社長の「考える手帳」などを紹介いただいた後、内田オリジナルの発明ノウハウとして、話をまとめていただきました。『発明手帳から発明ノートへ。さらには発明メタノートへ。』 個人発明家の活動を強く後押しいただける内容で、素晴らしい刺激をいただけました。一日一発明、蛙が柳に飛びつく発明円錐チャートもありました。内田先生、本当にありがとうございました。

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