第730回 日曜発明学校(2019/12/8)

午前は、株式会社インフォムの代表取締役、伊藤隆好様より、「私の発明人生」として、ご講演をいただきました。鈴木絹子様にもお越しいただきまして、本当にありがとうございました。

お話しは、発明との関わりからでした。焼野原の一宮、中学での発明クラブ。そこに赴任された発明好きの先生からの言葉が効いたとのことです。「日本は戦争に負けた。何を目指せばいいか。資源がない。ものづくり、発明だ!」お仕事も、松下電工から特許事務所、豊和工業、金型会社でのご経験を経て、設計事務所(インフォム様前身)設立に至った理由も、振り返ると発明が影響していたとのことです。これらの期間の発明品「リニアロック」により、インフォム様の土台も形成できているとのこと、まさに発明の中を歩いてこられたことが、よくわかりました。そのようにしたくとも、殆どの人は、発明の世界で生きてゆくことが大変困難であることを考えれば、伊藤様の発想センスと実現技術、ご努力の兼ね合わせによって、成功を導かれたことがよくわかりました。

現在取り組まれている発明品が、「AIR’S風の靴」という、何と、歩くたびに靴の中に風が通るという、画期的な靴です。あればいいなと思う人はいたかもしれませんが、それを、メカニズム(機械)的に実証・製作され、実際にその機能を装備した靴を販売されているとのこと、その技術の高さ、情熱の強さを教えていただきました。ご自身の水虫経験をもとに、基本構造を着想され、いくつもの試作を繰り返し、適するリード弁に到達されとのこと。技術的な内容も、やさしくご説明いただきました。

靴という全く新規の世界に果敢に挑戦されたお話しです。浅草・姫路・神戸など、靴の本場でご苦労をされたお話しは、特許・技術的なお話しとともに、大いに刺激・元気をいただけました。また、販売をされている中のエピソード、最初はクレーマーかと思ったが、現在は、その人の為に機能強化し、靴の進化を目指されているとのことでした。作っても中々売れない時代を承知の上で、新しい世界の実現を目指されていること、よくわかりました。

「来年はさらなる勝負の年である」とのこと、益々の普及発展を心より期待しております。

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