第718回 日曜発明学校(2018/12/09)

午前は、株式会社くればぁ取締役社長の中河原毅さまより、『メッシュフィルター技術を活かした世界進出』としてご講演をしていただきました。
高級マスクを製作されている会社さまと思いお話しを聞き始めたのですが、結果、誠に感動溢れる、また社会貢献という単語通りの活動をされていること、本当に勉強になりました。
 

まず、1966年の創業から、苦難の時期を経て現在の「くればぁ」様に至った経緯をお話しいただきました。お父様の英断などがあったとのことです。。
中河原毅様がくればぁで取り組まれたのが、「メッシュ」を事業の主軸にすることです。仕入先開拓、そのころの世界をリードしていたヨーロッパメーカーへの接触経験談が圧巻でした。Google翻訳に頼るのみでヨーロッパに乗り込んだのはいいが、ベルギーで「考えとく」と断られ、フランスで「アジア人は信用できない」とあしらわれ、ドイツで「アポがあっても会えない」と突き放されとのこと。最後のスイスメーカーでも守衛に止められた茫然となった。その時、ここは「会えるまでは帰られない」と、雪の中、ずっと外で待ち続け、根負けした相手方と交渉に持ち込むことができたとのことです。先方からも「死ぬ気なのか」との驚きの言葉もあったそうです。しかし、その商談も簡単なものではなく、次々と現われる課題を克服し現在の状態に近づいたとのことです。
その後、現在のくればぁさまでのメッシュ関連製品のご説明をいただきました。いずれも感動があります。中国で「くればぁマスクは鼻水が黒くならない」という大絶賛、環境のほか、健康・スポーツにも役立つ研究・製品化。防水にメッシュ、自動車メーカーからのアプローチ。防虫・防鼠対策として特殊加工を施したメッシュを展開。さらに、エボラ出血熱の感染防止として、ギニア・ソマリア・コンゴなどにマスクを寄付されたお話しなど、本当に勉強になりました。
強みを「メッシュ」に求め、様々な領域での活用にアイデアを駆使され、強い意志で社会貢献を目指されているお話しでした。世に中の動きにアンテナを張り、先手を打つというノウハウも教えていただき、本当にありがとうございました。
くればぁさまの、今後の益々のご発展とご活躍を大いに期待しております。

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