第716回 日曜発明学校(2018/10/14)

午前は、ホルドナマーケット代表の和田美香様でした。演題を「閃きをどの様に商品化したのか? 〜子どもの不便から生まれたレインコート収納ポーチ「かっぱっぱ」。発明から商品化・卸販売までの道のり〜 」としてご講演をいただきました。ママから一転、発明品のビジネスに挑戦真っ只中、横浜からお越しいただきました。

お話しの前半は、多くの激戦を経験してこられたプレゼンテーション資料をアレンジしてのお話しでした。まず出で立ちが何ともすばらしい、「かっぱっぱ」装備のリュックを背負ってのご説明です。商品への愛情が感じられます。また、洗練され見栄えのする資料は、統計的な分析も入れられるなど、シナリオを含め、誠にすばらしいものでした。流石、Cheer最優秀賞のご披露でした。
発明に至った経緯から、知財ミックス戦略、販売・営業展開を、本当にわかりやすく教えていただきました。課題や対策、新しいレイングッズとして新小学生の1%を目標としていることなども、お話しいただきました。さらに、今後は大人用や防災用としても展開したいと伺いました。背にはリュックですが、自由な両手は全く噺家さんのような身振りもいれていただき、「かっぱっぱ」の今までの道のりを、楽しくしっかりとお話しいただきました。(ここで一休み。)
後半は起業・商品化のご経験談でした。前半のプレゼンにはない話、ここだけの話などの貴重な時間です。話のトーンも変えていただきました。実話の小声でのお話しなど含め、前半にも増して、流れるようなお話をいただきました。
発明活動をする前の自分がどのように変化したか、そのキーワードが「できることから始める」ということであることがわかりました。簡単そうですが、中々できることではありません。私も大いに反省です。発想から発明品に至るお話しでは、まず、その時点を「わからないことがわからない状態」という、誠によくわかる表現をされました。同じ心境の人も多いと思います。その事態を、「できることから・・」ということでハンドメイド商品として展開。様々なフェアに積極参加され、人脈の形成もしつつ、3年前にはトレンドたまごにも出演されたことで脚光を浴びたとのことです。創業支援セミナーでの勉強、県や市の相談機関を大いに活用されたことなど、「何と言っても人とのご縁」であること、大変勉強になります。また、ご苦労話として、海外製造委託での不良率の話、ネット販売での試練などもあったとのことも教えていただきました。
大きくまとめれば、発明・知財活動と製造販売を行うビジネスは別モノであることを、実経験からお話しをいただけました。今、まさに進化真っ只中の「かっぱっぱ」・和田様ならではのお話しであり、本当に勉強になりました。
終わりにいただきました4つの言葉、二つは既に書きましたので、残り二つ。「頭は柔らかく、芯は強く」「常にアンテナを張る」を合わせ、4つは記憶したいと思います。

睡眠時間も少ないご多忙の中、わざわざ東研にお越しいただき、本当にありがとうございました。和田様、ホルドナマーケット様の益々のご発展と、「かっぱっぱ」が日本の、世界の新レインクグッズとなることを、大いに期待しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です