第687回 日曜発明学校 (2016年5月8日)

5月は「第58回東研年次総会」と「第55回東研発明コンクール」を開催しました。また、特別講演として中日新聞社論説委員の飯尾さまにお話いただきました。テーマ「環境を創る」として、その要旨を『熊本地震の惨状、とりわけ、もろくも崩れ落ちた名城・熊本城を見るにつけ、人間の営みのはかなさを嘆かずにはいられません。しかし、それでも私たちは、工夫を続け、試行錯誤を重ね、ものを創り、環境を創らずにはいられません。そんな人の営為と英知の尊さ、いとおしさについて、お話ししたいと思います。』として以下の内容をいただきました。

人は環境を創ってゆかなければならない。掛川や渥美から北海道に移転したトマト農業など、人は環境を創っている。自動車では、トヨタのプリウス。世界が排ガス問題に注目してきたときを見計らって発売に踏み切るという手法をとったのである。これも環境を人が左右している例である。例えば、名古屋市のゴミ問題など、その必要性(ニーズ)を感じた際に、暮らしを良くしようと行動を起こすことが重要なのです。そのアイデアについては、大企業などSFに近い発想をしたりするが、出来ないと判断した瞬間にあきらめてします。中小企業の場合には、その点、あきらめず、よそには出来ないことを行っているのです。重要な役割を果たしているのです。また現在は、水俣病などの経験から、全国的な環境保護の活動に発展させることも出来る時代なのです。

環境への対応について言えば、気付きにくい問題などに気付くような努力をし、その問題に対してのアイデアを出し、そして行動をする。環境のニーズをつかむことで、すばらしい発明の余地があるのです。エネルギーでは、ベランダ風力発電など、環境に良い事をしていると思う為、バカ売れしているのです。環境は創るもので、与えられるものではないのです。電力自由化なども、売り手の自由化の問題であるので自分には関係がない、とは思わずに、買う方のメリットは何か、安くなるのか、選択の余地があるのか、など、生活者としての問題意識と対応の工夫が必要なのです。すなわち、生活者の工夫により暮らしが変わる時代です、アイデア・発明に期待します。

まさに、今、動いている環境内容をとりあげていただき、その中で私ども個人発明家にとっての可能性などのご説明でした。個人発明家にとって、アイデアを出すことの重要さに加え、自らが変えてゆくという気概を持って、さまざまな事象に対応してゆくことが重要であるとのメッセージです。大切に、今後の活動に活かしたいと思います。今回の様々なご厚意、本当にありがとうございました。

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