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毎月第二日曜日に、名駅近くの会場で日曜発明学校を開催しています。発明やアイデアに興味のある方が集まっています。どなたでも参加できます。
前回の日曜発明学校(2017年9月10日)
 午前中のご講演は、株式会社河合電器製作所の技術部マネージャーをされています横地茂さまでした。お忙しい中、私たちの会にお越しいただきました。また、今回のご講演の調整をしていただきました営業推進部の広報リーダー神田宏美さまにもご一緒頂いた次第です。ありがとうございました。
 最初は、新聞記事掲載になりましたラボ施設「KARUTA」でした。社員さまも建築の一部を設計されたとのこと、会社さまが重視されている「社員創造力」の賜物とのことでした。
そのご説明の後、会社さまや製品のご紹介となります。ヒーターという製品群を、三つに分け、やさしく具体的に教えていただきました。シーズヒーターとカートリッジヒーター、それに面状ヒーターがあることから始まり、河合電器さまはハンダゴテ製造に携われておられた事などの経緯をお話しいただきました。その後の具体的な事例は、お取り扱いのヒーターは、まさに多様な場所で使われていること、それぞれの機器の中身を思い浮かべる事が出来るお話しとなりました。
 家電向けの利用例から始まります。電気コンロ・ロースター利用で、醤油などを垂らすなどして課題をクリアしてゆく試験のエピソード。グリル付オーブン(電子レンジ)での利用では、焼き加減などの微調整にご苦労をされたお話し。お客様である家電メーカーさまからの不可能とも言える二倍の増産要請に、工場の方と一体となったライン増設をされたお話し。温水シャワーに至っては、ポコポコと音が出ないようにする調整をされたお話しなど、ひとつひとつイメージが抱けるように説明をいただきました。
さらには、パーマで使うヒーターでの工夫、自動販売機ではヒートポンプとの競争で苦労されたお話し、保育器でのヒーター利用では、体温と温湿度、感染症の関係から、難しい調整が必要であったことなど、私たちの生活を維持する上で、何気なく利用している機器にヒーターが数多く利用されていることに気付く事が出来た次第です。さらに、風力発電、カミソリ滅菌、工場ではせんべい製造ラインでの活用、パッキングの熱溶着シール、製本機、グルーガンなど、それぞれに工夫を凝らしたヒーターが利用されていることが理解できました。
まさに、ひとつひとつのヒーター利用について、個々に慎重に対応することが必要であり、それぞれに対し、研究・試験・各種調整をされている、まさにヒーターのプロフェッショナルであることを教えていただきました。
 それらで使われているヒーターの実物も会場にお持ちいただきました。私たちも、その実物に触れることもでき、その際には、神田さまにも本当に丁寧な説明をいただきました。ありがとうございました。
 さらにその後、私たちのために「特許事例」をご披露いただきました。ヒーターを使う際に空焚き防止を如何に行うか、熱伝導率とその配置を工夫され、目標時間以内で正常動作する機構を特許取得されたというお話しでした。ヒーターという大変便利な機構は、安全安心の観点からも、本当に重要であることを教えていただきました。
 締めとして、会社さまで実施されている「バランスのよい思考法」「変化と進化」「創造力を高める」など、誠に積極的であり創造性を高める活動をされていることをお教えいただきました。社長さま主導の「佐久塾」「体験研修」「異業種交流」など、まことにすばらしい会社さまであること、よく理解させていただきました。河合電器製作所さまの益々のご発展を期待しております。今回は、本当にありがとうございました。